自分を振り返る。
子供の頃の夢は、「花嫁さん」と言っていた。
ある程度、学業を終えて、就職して、運命の人に出会って結婚すると。
普通に生きていればそうなるものと。
実際そうなった。それはずっと続いて当たり前のものだと思っていた。
突然、その当たり前の日常が崩れ去り、小さな子供を抱えて思いもよらない道を歩むことになった。
郊外の小さな町がゆえ、「若くして未亡人」「かわいそうな人」という看板がつき、皆優しかった。でも、その優しさは新たにまた幸せを探そうとしていた私の後ろめたさとなり、私は子供と一緒に町を出た。
もう一度、自分の思い描いていた当たり前の幸せを見つけよう。
今でもそう、そこはずっと変わらない。どんな状況でも楽しいことを見つける。
どうにもならないかもと不安で行き詰まっても動き続ける。
今日もその結果、いい知らせが入った。
がんばれ私。